ルカワのキャラがつかめないよ?
見知らぬ君と
流川楓はいつものように屋上に行くと、自分の特等席であるはずの場所にすでに違う人間が横たわっているのを発見した。しかも寝ているらしい人物は珍しいことに女生徒だ。
とろん、と勝手に落ちてくるまぶたを懸命に上げながら面白くないと言わんばかりに唇を尖らせながら女生徒に近づく。大きな体を屈めて顔をのぞくと、気持ちよさそうに爆睡
していた。
観察すると相手は1年のようで、枕になっているノートの表紙に書いてある『 』というのは彼女の名前であろう。
と、は突然ブルッと体を震わせ、もぞもぞと丸くなっていった。
現在10月後半。今日は秋晴れで日差しは暖かいが風は結構冷たい。制服と短いスカートだけでは寒いはずだ。
「……うにゅにゅにゅ〜……」
「…………」
意味不明な寝言のあと、ますます丸くなり、片手は布団を探すように辺りを叩いている。
「……おもしれぇ」
流川は表情も変えずにつぶやくと、の布団を探す手を取った。瞬間、眠気で半開きだった目があまりの冷たさに驚き大きく見開かれた。すっかり冷え切っていてまるで死人のようだ。
の方はというと、唐突に触れた温もりにすがるように流川の手を引き寄せ頬ずりをする。もっと暖を取ろうとますます流川の手を抱きこんでいく。
「……おい。起きろ」
「……」
「……起きろ。えっと……、風邪引くぞ」
「むーにー……」
起きる気配0。
流川は迷い迷ってから自分の学ランを脱いでにかけた。
流川の体温の残る学ランを抱き抱えるように丸くなる。ようやく寝顔が安らかなものになったが
(……離れない)
流川の手を離そうとはしなかった。
仕方ないので流川もそのまま隣に横になり目を閉じた。
次に目が覚めた時、驚きのあまり固まっているが腕の中にいた。
みじけ。突発的作品です。
ちなみにラスト、Yシャツだけの流川も寒くなり温もりを求め抱きしめたって感じでお願いします!!
(説明すんなよ)
(06,10,21)