ドリー夢小説



究極の傍観者






――はい、湘北高校1年7組の でございます。


 ワタクシは今、かったるい体育の授業を抜け出し、男子の体育風景を覗いております。

 ちなみに女子は外でサッカー。男子は体育館でバドミントン。(正直逆だと思う。テニスならよかったのに)


「ルカワ! 体育でもテメーを倒す!!」
「……るせぇ」
「なぬーっ!?」

 と、いうことで。ネタか何かか。桜木くんと流川くんが同じコートにはいってネットをはさんでにらみ合っております。
 そしてダブルスなのか、桜木くんと同じコートに水戸くん。流川くんのコートに……あー……誰だアレ。とりあえず、知らない男子が一人。巻き込まれてかわいそうだな。
(水戸くんなんぞ我関せずであくびしてるもんなー)

「おい、そこのコート。いいから試合始めろ」
「へーい。おい二人とも、そろそろ始めるぞ」

 お、先生の注意をうけ、ようやくゲームがスタートするようです。
 運動神経抜群の二人だからきっと面白いゲームになることだろう。




「どりゃーっ!!!」

スカッ

「……」

スカッ

「ふんぬー!!」

スカッ

「……」

スカッ



――なんてこった。


これはこれで恐ろしく面白い!!


運動神経抜群なのに、なんだあのスカり様。
あ、そうか。スイングが速いんだな。タイミングはおかしくないのに。
水戸くんと名も知らぬ男子は上手にやってるなー。

「このぉぉ! フワフワしやがって!!」
「そりゃバスケットボールとは違うだろ」

ブチッ

あ、千切った…。
そしてやっぱり怒られた。水戸くんは笑っている。(かわいい)

――あぁっ! 流川くんはラケットのほうを折りそうだ!!
気づけ、先生! 桜木くんを叱ってないで流川に気づけ!! ラケットは高いぞ!?

「……
「…あら、先生」
「いないと思ったらこんなところでなにやってんだ」
「見学しておりました」
「せめて男子のじゃなくて女子のをみていろ、女子のを!!」

流川くんじゃなくわたしに気づいちゃった。
と、いうわけで今回の覗きは終わりか。次回はもっとうまく隠れて覗こう。



短いです。所要時間……1時間ないかな?
友人としゃべりながら考えたしろもの。
どうしよう、書くって言ってないからかぶったら…。
まあ、そん時はそん時。
('05/12/11)