Clossing of Destinies 外伝 1

〜剣を握る意味(前編)〜


――例え報われない想いでも、僕は、大切なものを守るために、命を懸けて剣を振るう
それが、僕の、誇りだ――

雄鶏のけたたましく鳴く声で、一人の青年が目を覚ました。青年は思い切り伸びをすると、目を軽く擦った。まだ少し眠たそうなその瞳は、鳶色をしていた。
青年は、寝癖のついた褐色の髪を、軽く手でかき揚げ、白いバンダナでまとめる。そして、幼い妹や弟たちを起こさないように気をつけながら、そっと家の外に出た。
納屋から鍬を引っ張り出して畑へ向かっていると、丁度姿を現したばかりの朝日が、辺りを照らしていた。
「よお、ジェイク。相変わらず早いなあ」
あくびを噛み殺したような声で言ったのは、青年――そう、ジェイクが彼の名だ――の友人の一人、フィルである。若者の少ない農村では、同年代の友人は貴重である。
「鍬を持つ姿も様になってるぜ、元騎士さん」
だから、癇に障る発言をされても、大目に見なければならない。
「一年も前の話を持ち出すな」
ジェイクはフィルを睨みつける。
「いいじゃねえか、褒め言葉なんだから。なんてったって、世界を救った勇者様だからなー」
彼の口調は、とても褒めているようには聞こえない。
「……ったく……。ほら、無駄口たたく暇があったら、仕事しろよな」
「へいへい」
ほぼ自給自足で生活しているこの村では、農作業は共同で行う事になっている。当分は、夏の収穫を終えた畑を、村の働き手全員で耕す事になるだろう。
しばらくの間、ジェイクとフィルは黙々と、鍬を振り上げては振り下ろす作業を繰り返していた。
一年ほど前まで剣を振るっていたジェイクにとって、この作業は、そう辛いものではない。長身の上、長い時間をかけて鍛えられた身体は、農作業にも大いに役立っていた。
「……なあ、ジェイク」
しばらくして、フィルが口を開いた。ジェイクは答えない。
「この間、行商人のオヤジに聞いた話なんだけどな……」
ジェイクは特に興味のない様子で、鍬を振るい続けている。
「近々、ライトニアと戦争になるらしいぜ」
ジェイクは鍬を取り落とした。その様子をおもしろそうに眺めながら、フィルは続ける。
「王女様がいるだろ、ほら、お前が振られたって……ま、待て、冗談だよ! 鍬を振り上げるな!!」
無言の脅迫をするジェイクに、慌てた様子でフィルが言う。
「そういう冗談は慎んでくれないか……?」
普段は温厚なジェイクだが、その話には敏感なのだ。
「わ、わかったよ! ……でも、戦争の話は本当だ」
「えっ」
ジェイクは鍬を下に下ろし、フィルの瞳を見詰めた。
「本当なのか」
「ああ」
フィルは、真っ直ぐにジェイクを見詰め返して、言った。
「……王女を人質にとって、要求しているらしい。国を全て手渡せと……。断わったら、力尽くだ。おそらく王女も……。 あれ? ジェイク!?」
ジェイクは納屋へ向かって駆け出していた。扉を思い切り開く。
そこには、一年前に使っていた剣と鎧が、そのままの姿で残っていた。
「ジェイク!」
背後で声がする。見ると、息を切らして、フィルが立っていた。
「お前、何する気だ……?」
「助けに行く」
真剣な表情で、ジェイクは言った。
「なっ、何バカな事言ってんだよ!!」
フィルの顔から、いつもの暢気そうな表情は消えていた。
「いいか、もし戦争になったら、ライトニアは敵なんだぞ! お前は、この国を、敵に回すのか!?」
ジェイクは答えない。
「お前が無事に帰って来て、親父さんもお袋さんも、喜んでたじゃねえか! それなのに……またそんな危険な事するのかよ!!」
ジェイクは視線を逸らす。
「剣を捨てるって言ったのは、嘘だったのかよ!!」
ジェイクは、ゆっくりと息を吐いた。そして、顔を上げる。
「……僕は、自分の信じるもののために、生きたい」
ジェイクは、その身体に、鎧を纏った。顔が、剣士の表情になる。
「……父さんと母さんに、謝っておいてくれないか。……もう二度と、戻って来れないかもしれないから……」
ジェイクは剣を、腰に差す。
「お前……本気なのか?」
フィルは、ジェイクを見詰める。
「お前が話した通りなら、王女は……」
「……いいんだよ」
ジェイクは、笑みを浮かべた。
「彼女が幸せになってくれるなら、それでいい」
「……ジェイク……」
言葉とは裏腹に、その笑顔は、あまりに寂しそうであった。フィルは小さく息を吐き、ジェイクの背中を軽く叩いた。
「月並みな言葉で悪いけど……ちゃんと、生きて返って来いよな」
「……ああ」
ジェイクは、しっかりと頷いた。
「……お前には敵わないな、ジェイク」
ジェイクの去っていく背中を見ながら、フィルは呟いた。
報われぬ想いのために、命を懸けるなど、自分には出来ない……。

ガイアロード城の地下の牢に、一人の少女が捕らえられていた。薄汚れた白い服を身に纏い、くすんだ灰色の長い髪を、乱れたままにしている。美しかったはずの瑠璃色の瞳からは、生気が失せていた。どうせこの光のない空間では、何も見る事が出来ない。
彼女は、前にも同じような経験をしていた。光のない空間で、絶望に重く伸し掛かられて――。
でも、あの時と違う事が、一つだけあった。
それは、誰一人、助けに来てくれない事――。

――歴史は繰り返す――

ジェイクは、一年と数ヶ月ぶりに、ガイアロードの地に立った。もう二度と戻らないと、誓った地に。
「王様は、許してくださるだろうか……」
認められたいとは思わない。王は最早、自分の主ではないのだから。
しかし、城に近付かない事には、レフィを助ける事は出来ない。
「レフィさんは、絶対に助けてみせる。たとえ自分を偽ろうと……」
たとえこの命を失う事になろうと。
レフィさんだけは……。

「ジェイク!? ジェイクか!」
騎士団の入団案内所で出会ったのは、かつての上司、第三部隊隊長のノルトンであった。
「お前、また、騎士団に戻る気になったのか!? お前がいれば心強い」
「あ、はい……」
彼らに協力する気は毛頭なかったので、ジェイクは曖昧に答える。
「あ、そうそう、お前は退団扱いになってるから、もう一回『誓約の儀』を受ける事になるぞ」
「誓約の儀……」
それは、王に忠義を誓う儀式。レフィさんを苦しめる王に……。
しかし、その道を通らなければ、騎士になる事は許されなかった。
「……わかりました」

ジェイクは、誓約の儀を行う列に加わった。普段なら、騎士になるには、試験が必要だったが、今は年齢などの条件を満たせば、誰でも入る事が出来る。
そう、戦に備え、戦力をかき集めているのだ。
ジェイクの番が来た。ジェイクは、王の前に立つ。
と、王が、表情を変えた。
「誰かと思えば、ジェイクではないか。やっとわが国に、協力する気になったか。歓迎しようではないか」
満面の笑みを浮かべる王を、静かに見据えながら、ジェイクは口を開いた。
「王よ……。一つだけ、お尋ねしたい事があります」
ジェイクの声は、静かに響いた。
「何じゃ? 申してみよ」
ジェイクは静かに息を吐く。
「……ライトニアの王女を捕虜にしたというのは、本当の話なのですか?」
「おお、そうじゃ。王女が公式に、我が国を訪問した時にな」
王は、あっさりと肯定し、なおも話を続ける。
「王の方が捕まえられれば、話は簡単だったのじゃがな。しかし、ライトニアも、相当平和ボケしていると見える。あの王女、護衛の坊主を少し切り刻んでやったら、あっさり捕虜になりおった」
ジェイクの拳が、小刻みに震え出した。王は、その二人が、かつてのジェイクの仲間と知りながら、こんな話をするのだろうか。
「……もしや、心配しておるのか? それには及ばん。ライトニアの領土さえ手に入れば、あんな小娘など、さっさと帰してやるさ。護衛の坊主も、伝言のために生きて帰らせた」
ジェイクは唇を噛んだ。怒りに駆られ、斬りかかりそうになるのを、必死で堪える。
「……それを、正しい行為とお思いですか?」
ジェイクの声は、震えていた。
ガイアロード王は、はっきりと言い放つ。
「当然じゃ。すべては、この国を思えばの事」
ジェイクは愕然とした。こんな愚かな王の下に、忠誠を誓わねばならないのか……。
「さあ、後がつかえておる。早く儀式を済ませよ」
ジェイクは迷いを振り切った。
言わなければ。あの言葉を。
ジェイクは、剣を天に掲げ、それからひざまずく。
「至上の王、ブローグスよ! 私ジェイクは、如何なる命であろうと、あなた様に従う事を、この剣に賭けて誓います!」
ジェイクは、うめくような声で、偽りの誓いをたてた。王は何も気付かぬまま、次の儀式に取り掛かる。
後悔はしていない。
これで……レフィさんを救える……。

あれから、どれだけの時間が経っただろう。日の光の入らないこの牢では、時間の流れがわからない。食事は、決まった時間に与えられているようだが、その回数を数えるのもやめてしまった。
誰かの足音が聞こえる。食事の時間が来たのだろうか。
鍵が開いた。しかし、食事を置く音のかわりに聞こえたのは、牢に入り込む足音だった。
レフィは、自分の手首が、何者かに掴まれたのを感じた。
「何ですか!?」
訳がわからず、王女は叫んだ。
「……静かにしてください」
そんな声が聞こえたかと思うと、声の主は、王女の手首を掴んだまま走り出した。
「ちょっと……一体……何なんですか!」
息を切らしながら、王女は訊ねる。答えるものはない。ただ、右へ左へと複雑に曲がりながら、声の主は走っていた。
突然、目の前に、一筋の光が見える。声の主は、まっすぐにその方向を目指していた。
光が広がる――いや、扉が開いて、視界が開けたのだ。
そこは、外の世界であった。
数日振りの光に目を細めた王女は、声の主の姿を認めた。
褐色の髪、白いバンダナ、鳶色の瞳……。
「ジェイク……さん?」
「……お久しぶりです」
ジェイクは、王女――レフィに微笑みを返した。
「待て! そこまでだ!!」
目の前に、銅の鎧を纏った騎士が、二人立っていた。牢の監視の者だろう。
「怪しいとは思っていたが……まさか本当に裏切るとはな、ジェイク」
「ジェイクさん……!」
レフィが、震える声で言う。
「私、やはり牢に……」
「……強行突破します」
ジェイクは剣を引き抜いた。途端に、騎士の一人が怖気づく。
「お、おい、俺、ジェイクの相手は……」
「馬鹿! 二人掛かりならなんとかなる!!」
見張りの騎士も、剣を引き抜いた。
勝負は一瞬であった。
一人目の剣を叩き落とし、脚を切り裂く。二人目の剣を、自分に当たる寸前で受け止め、身体を沈めたかと思うと、剣の柄で脇腹を突く。
たったそれだけで、勝負はついた。
「ぐはっ!」
「つ、強い……」
瞬きするほどの間に倒れた敵を見て、レフィは息を飲んだ。彼の剣技が、これ程のものだったとは。
「行きましょう!」
ジェイクはレフィの手を引き、再び走り出す。
「……遅かったな、ジェイク」
目の前に、新たな騎士が現れた。ジェイクは無言で剣を抜く。
「おっと、オレは争う気はないぜ。……堀の橋を上げさせてもらった。逃げ道はないぜ」
ガイアロード城は、三人分の身長を足したほどの高さをもつ城壁と、泳がなければ渡れないほどの幅の堀に囲まれている。出入りできるのは、当然、橋のある場所だけだ。
「……その程度で、僕が諦めると思ったのか」
ジェイクはレフィを、軽々と背負う。
「しっかり掴まっててくださいね」
ジェイクは、目の前にそびえる城壁に向かって、まっすぐ走り出した。
「おい、一体、何を……」
城壁の一歩手前で、ジェイクは思い切り地を蹴った。銅の鎧を身に付け、レフィを背負っているとは思えないほどの高さまで、ジェイクは跳ぶ。城壁の僅かな割れ目を足掛かりに、もう一度。
ジェイクの手は、城壁の淵に届いていた。
「嘘だろ……」
ジェイクを制止した騎士は、口を開けて、情けない顔をする。
ジェイクとレフィは、城壁の上から、下に広がる堀を見下ろした。
「どうするんですか? まさか泳いで渡る気じゃ……」
「心配しないでください」
ジェイクはその身体に魔力を集め、低く言葉を呟き始めた。
「我が前に広がりし、大いなる大地よ……」
その時、何かの風を切る音がした。ジェイクが低くうめき、バランスを崩す。
「ジェイクさん!?」
「……最も低き所より、天を見据え……」
なおも呪文を唱え続ける、ジェイクの身体が傾く。そして、外壁の淵から、その足が滑り落ち……
「ジェイクさん!!」
「力の塔を築け!!」
水に落ちる、と思った瞬間、突如堀の中から競り上がった土の柱が、足場を造り出した。ジェイクは、波打つ足場の上を器用に渡り、向こう岸に着地した。
「……良かった、無事に脱出できて」
ジェイクはレフィを下ろした。
「無事にって……ジェイクさん、お怪我は!?」
「えっ? ……ああ、大した事ありませんよ」
そう言ったジェイクの、左脚の付け根辺りは、紅く染まっていた。レフィは、眉根を寄せる。
「駄目ですよ、ちゃんと手当てしなくては」
レフィは自らの服の端を破り、応急処置をする。
「……すみません、心配かけて」
「いいんですよ、これくらい」
レフィは数日振りに、笑顔を見せた。
「さあ、のんびりしている暇はありません。……橋を上げたのが仇となって、追っ手は当分足止めを食うでしょうから、その間に出来るだけ遠くへ」
そう言ったジェイクは、とても頼もしく見えた。その眼差しだけで、レフィの不安を拭い去ってくれる。
差し出された手が、四年前の、クライン――いや、クリスの手と重なった。
あの時と……同じ?
それが何を意味するのか、レフィは深く考えなかった。いや、不安を消し去りたいという心が、考える事をやめさせたのかもしれない。
「……はい」
レフィはジェイクの手を握った。

――歴史は繰り返す――

ガイアロードからライトニアへ向かう最短の道は、石畳で舗装された立派な街道である。しかし、そんな道を通れば、あっという間に見つかってしまう。
ジェイクは、街道の脇に広がる、森の中を通っていく事を提案した。
「おそらく、この方法が、一番早く、しかも見つからずに行けると思うのですが」
「ええ……」
レフィは過去に、森の奥深くで生活していた事もあり、森の中を走るのは、さほど苦にならない。
「ジェイクさん……」
レフィは、不安を隠しきれない様子で声を出した。
「何です?」
「本当に……逃げ切る事が出来るでしょうか?」
あの時と同じだ。
こうして二人で走っていると、深く脳裏に焼きついたあの情景が、目の前に浮かんでしまう。
しかし、何もかもが同じではない。
レフィにはもう、『あの力』がないのだ。それは、ジェイクが重傷を負えば、救う手だてがないという事である。
奇跡はもう、起こらない。
「大丈夫です。……あなただけは、絶対に」
「え?」
あなた……だけ?
「……行きましょう」
レフィに迷う暇を与えず、ジェイクは言った。

ジェイクは突然立ち止まり、辺りを見回した。
もう、大分奥まで来た。すぐに見つかる事はないだろう。
そろそろ、追っ手が迫って来る。見つかってしまってからでは遅いのだ。今すぐ、決断しなければ。
「……ここからは、レフィさん独りで行ってください」
「……え? 今、なんと……」
レフィは訊き返した。ジェイクは気付かぬ振りで、淡々と話を続ける。
「……方向はわかりますね? 人の通った跡を追えば、向こう側に出られますから」
「ジェイクさん!!」
レフィは声を荒げ、ジェイクに話を止めさせる。
「独りでって、どういう事ですか!?」
一瞬間が空いた。
ジェイクは話をためらった。レフィにこの話をするのは、気が重い。
「……僕は、敵を食い止めます。その間に、レフィさんは逃げてください」
「そんな事、出来るはずないでしょう!?」
レフィは叫ぶ。
「私一人だけ助かるなんて、出来ません! ジェイクさんが戦うのなら、私も一緒に戦います!!」
「わがままを言うな!!」
ジェイクが怒鳴っていた。普段、滅多に怒りを露わにしないジェイクが。
その迫力に、レフィは一瞬、びくっと震えて動きを止める。
「僕一人の命と、国民全員の命と、どっちが大切だと思ってるんだ!! 王女なら、立場をわきまえろ!!」
「でも……っ!」
レフィはがくがくと頭を振る。瞼の奥の方が、熱くなるのを感じた。
「でも、あなたの命だって、大切な……」
「……大丈夫、ですから」
ジェイクは、いつも通りの、優しい微笑みを浮かべていた。
「僕は、そう簡単に、死ぬつもりはありませんから……」
レフィは顔を上げ、訊き返す。
「……本当、ですか?」
「ええ」
ジェイクは静かに頷いた。
「ごめんなさい、きつい言い方をしてしまって。……そうだ」
ジェイクは、懐から、細身の剣を抜き出す。
「これは軽いから、あなたにも扱えると思って。……もしもの時は、これで身を守ってください」
はい、と、しっかりと頷いたレフィに、ジェイクは背を向けた。
「さあ、早く行って。……もう一度、生きて出会えると、信じてますよ」
「……はい」
レフィの足音が遠ざかっていく。
ジェイクは後ろを振り向き、誰もいなくなったのを確認してから、ガイアロードの方向へと足を向けた。
「……嘘をついてすみません」
ガイアロードの騎士、その数、数百。ジェイク独りで、立ち向かえる相手ではない。
ジェイクは、レフィが逃げ切ってくれるのなら、自分の命など、捨ててもいいと思っていた。
レフィさんが逃げ切るまで、持ってくれるのなら――。
「――さようなら、レフィさん」
もう二度と、出逢う事はないだろう。
ジェイクは地を蹴って、走り出した。
自分の最期の地へ向かって。

――歴史は繰り返す――


〜後書き〜
長い! まだ終わってない!!
……え〜、みなさんこんにちは。何を思ったか作者は、新作を放棄し、外伝なる物を書き始めました。
物語としては完結していても、登場人物の想いとしては全然完結していない部分もあり(特にジェイク)、外伝と言うべきか「Crossing of Destinies 2」と言うべきか、正直迷う部分もあります。しかし今回、それぞれの物語は独立した形を取るため、「外伝」と呼ぶ事にしました。
また長々と付き合っていただく事になってしまいますが、どうか最後までお付き合いください。

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